岡山手延素麺
石川のソウルフードとコラボ
牡蠣うどんすきを発売

2021年12月10日号

「とり野菜みそ」を採用

  手延べうどん、素麺製造の岡山手延素麺㈱(岡山県里庄町新庄平井1887―1、横山明一郎社長、電0865・64・5678)は、味噌醸造などの㈱まつや(石川県かほく市、佐田啓子社長)とコラボし、北陸地方の鍋料理用スープで有名な「とり野菜みそ」を使った冷凍うどん「牡蠣うどんすき」=写真=を開発、販売を始めた。

  とり野菜みそは、石川県のソウルフードとされ、寒さ厳しい北陸地方の鍋用調味料として長く親しまれている。岡山手延素麺は賞味期限の長い冷凍の手延べうどんと、旬の牡蠣との企画商材を開発。とり野菜みそは、野菜とマッチしやすい調味料として知られ、蒸して冷凍加工した牡蠣と、白菜やキノコ類などの野菜と煮込むと美味しいと言う。

  家族が団らんする年末年始での「お取り寄せ商材」としての需要を期待。1セット4人前で価格は7800円(税込)。今年度は400セットの販売を見込む。横山社長は「牡蠣も500gとたっぷり入っており、冬の醍醐味を楽しんで」とアピールした。