瀬戸内HDの桐野社長
百十四銀水島支店に陶板寄贈
支店の開設60周年を記念

2024年10月01日号

桐野社長の直径60cmの作品

60周年を記念に寄贈した陶板を持つ桐野社長=左=と藤田支店長

機械、プラント設備、土木建築、電気、情報システムなど総合設計企業の瀬戸内エンジニアリング㈱(倉敷市水島西栄町8―4、丸山武司社長、電086・448・6078)を中核とする持ち株会社の瀬戸内ホールディングス㈱(同所)の桐野宏司社長(79)は、㈱百十四銀行水島支店(同市水島西常盤町1―2、藤田裕明支店長、電同446・0114)の開設60周年を記念し、桐野社長が作陶した銀行のロゴマークをデザインした陶板を寄贈した。

支店開設60周年に因み、直径60cmの円状で、銀行のロゴマークをコピー印刷し、陶芸素材に貼り付け、20cm直径を削り出し焼き上げた。白色の陶板にロゴ部分は茶色の釉薬を塗った。同支店では当面は水島支店に置くが、香川県の百十四銀行本店での展示も計画する。

水島支店の開設日(9月24日)に合わせ、支店と長く取引をしていることもあって、桐野社長の陶芸品のロビー展を開催している。前期(17―20日)と後期(24―30日)に分け、前期では壺や花瓶などが主体だったが、後期ではコーヒーカップや取り皿などの小品を取り入れた。

水島支店の開設50周年でも銀行のロゴ入りの自作の大皿を寄贈している桐野社長は「これからも70年、100年と続く支店に育ててほしい」と藤田支店長(49)は「初心を忘れず業務に励みたい」とそれぞれ話した。