瀬戸内エンジニアリング
記念品向けに最中菓子を提案
三菱自動車水島から受注

2019年09月20日号

 「くるまもなか」の販売も開始

三菱車のekワゴンをモチーフにした「くるまもなか」を持つ小出博之常務

 機械、プラント設備、土木建築、電気、情報システムなど総合設計企業の瀬戸内エンジニアリング㈱(倉敷市水島西栄町8―4、桐野宏司会長、丸山武司社長、電086・448・6078)は製菓部門の「嶋屋製菓栄堂」(同市水島西栄町)で製造する最中菓子のノベルティー向けの提案を始めた。自社の研究開発機関を利用し3Dプリンタで金型の基になる樹脂型を製作する。一風変わった記念品として受注を促進させる。

 製菓部門は北海道産の大納言小豆を使った最中「水島灘源平最中」を看板に営業。記念品向けの最中菓子は同社の桐野会長が理事長を務める、MASC(倉敷市中央2)でロケットを模った「ロケットもなか」を商品化したこともあって事業化。今夏には三菱自動車工業㈱水島製作所からも軽自動車のekワゴンやekクロスを模った最中も受注し納品した。

 令和への元号変更では「令和」と「平成」と文字をプリントした最中菓子も製造しており、納期に応じて柔軟な体制で受注を獲得していく。また、三菱自動車工業㈱水島製作所からの受注もあって、ekワゴンをモチーフにした「くるまもなか」を嶋屋製菓栄堂で販売を開始した。

 丸山社長は「10月に倉敷市内で開催される大相撲倉敷場所では『軍配に天下泰平』とデザインした最中を納品する予定。地元の電鉄会社からのオファーも頂いており、記念品向けに提案を推進したい」と話した。