菊池酒造
木村式米使った甘酒を発売
CF「マクアケ」で先行販売

2021年05月10日号

6月中旬に本格発売

甘酒を持つ菊池社長

 清酒メーカーの菊池酒造㈱(倉敷市玉島阿賀崎1212、菊池東社長、電086・522・5145)は岡山県産木村式自然栽培米でできた米麹を使った甘酒「奇跡のお酒ノンアルコール麹あまざけ」を開発、クラウドファンディングサイトの「マクアケ」で先行販売した。同社初のノンアルコール商材で6月中旬を目途に本格販売する。

  木村式自然栽培方法で育てた雄町米を精米歩合70%にし米麹に加工。高梁川の伏流水55℃に沸かしたお湯とで10時間糖化させた。甘酒は酒粕に砂糖を加える製法が多いが、米麹と水のみで造る無添加商材として打ち出す。

 同社のヒット商材「木村式奇跡のお酒」が発売10周年とあっての記念商材。720ml入りでマクアケでは「奇跡のお酒」とのセットでも販売。本格販売での価格は1188円(税込)。初年度は3千本の販売を見込む。菊池社長は「甘酒は飲む点滴として注目されており、販売が見込める」と話した。