ガラスの創造力
色彩と煌めきの4000年
9/14からオリエント美術館

2024年08月20日号

ガラスの創造力─色彩と煌めきの4000年─が、9月14日〔土〕から11月24日〔日〕まで、岡山市立オリエント美術館(岡山市北区天神町、電086・232・3636)で開催される。

貴石の模造を意図したガラスの黎明から、東地中海周辺での吹きガラスの発明と自由なフォルムの実現、中世ヴェネツィアの超絶技巧と秘法のヨーロッパ拡散、東アジアにおける独自の発展に至るまで、ユーラシアのガラス4000年の歴史を一堂に展覧する。あわせて、岡山ゆかりのガラス作家の作品などガラス工芸の現在地を紹介する。入館料は、当日一般1500円(前売1100円)、高大生800円(同600円)、中学生以下無料。

期間中の関連イベントとして、特別講演会「東京藝術大学チームによる サントリー美術館所蔵《藍色ちろり》の技法研究」(500円、50人要予約)が、10月27日〔日〕午後1時30分から3時30分まで、「町田市立博物館のガラスコレクション」(同)が、11月16日〔土〕同時間に、同館地下講堂で開催される。