イベント情報
2018年05月10日号
◎ヨガやワークショップ、インド発祥の参加型の歌の会「キールタン」などを通してインドにいるかのようなひと時を過ごすことが出来るイベント「SARASWATI(サラスワティ)祭り」が6月10日〔日〕午後0時40分にgallery Ailie=ギャラリー・アイリー(福山市御門町3―5―8・経済リポートビル1階、電084・931・2000)で開催される。当日は「国際ヨガデームドラ岡山牛窓」(会場・ホテルリマーニ)を主催し、心理学と組み合わせたヨガプログラムを構築するなど岡山を拠点に活躍するヨガ講師の「ななえ」さんと=写真右、セブ島・バリ・インド等アジア各地で暮らし、ヨガやキールタンを通してチベットのシンキングボウルをツールにセッションや講師活動で活躍中の野村宙代さん=写真左=の二人が講師を務める。プログラムは次の通り
【オープニング=花曼荼羅作り・午後0時40分~・】参加自由。
【第一部=ヨガクラス~体と呼吸のためのヨーガとシンギングボウル・同1時10分―2時25分】梅雨から夏へと向かう体の調整と、呼吸を意識しながら自分の状態を改善していくヨガ。終了後はシンギングボウル(チベットの法具)を用いた演奏で「癒しの時間」を演出。
【休憩時間】本場インド・スリランカのスパイスを用いた本格チャイとプチスイーツを提供。インド・ネパール・バル・フィリピンの職人作品競演、小物・雑貨類販売(手刺繍カシミアショール、手彫りシェルヘアアクセサリー、手織りオーガニックコットンショール、スカート、バッグ、ポーチ、ビーチサンダルなど)。
【第二部=キールタン・同3時―4時30分】ヨーロッパ発祥の小型オルガン様の楽器「ハルモニウム」2台を使用。日本では「歌うヨガ」「歌う瞑想」とも呼ばれ、近年ファンが拡大中のインドのバジャン(宗教儀式)の一つ。
参加費は通し券5500円、ヨガのみ3千円(チャイ・お菓子付き)、キールタンのみ3500円(同)。持ち物は、ヨガ=ヨガマット(応相談)・飲み物、キールタン=座布団。
野村さんの話「サラスワティは知恵と優美さを象徴するインドの女神で、『自分自身の本質』という意味も持ちます。日本では弁才天として知られ、6月10日頃は日本で弁才天のお祭りの多い時期でもありますので、それにあやかり、福山でのこの日を、皆さまの新しい知と美・創造性を刺激し、皆さま自身の美しい本質を垣間見るお祭りの一日として午後のひと時を楽しみましょう。ななえさん担当のヨガは初心者や運動が苦手な方でも参加できますし、キールタンは歌の上手下手に左右されるものではなくご自分のペースで声を出して頂くものです。性別に関係なく気軽にご参加下さい」。野村さんは建築士でもあり、会場ギャラリーの設計も担当。参加申し込みはギャラリーアイリーへ。
◎福山市内でベビーグッズをハンドメイドで手掛ける「yass=ヤス」(代表・山田ひろみさん)のスタイ(ヨダレ掛け)、ポンチョ(外套)、エプロン、カボチャパンツなどが赤ちゃんのプレゼントに好評という。
「ハンドメイドにもかかわらず、手頃な値段で、しかも気の利いたデザイン」が人気の秘密のようだ。ピアノ教室などに通うレッスンバッグも作っている。
山田さんの作品は、雑貨店「darren-almond=ダレンアーモンド」(同市曙町6―4―18、電084・959・2133、営業時間午前11時-午後8時、不定休)のほか、ネット(https://minne.com/@yass163)でも求めることができる。
山田さんの話「ダレンアーモンドさんにお取り扱いいただいて10年になります。元々、出産して社会生活から距離を置いていましたので、何か自分自身で始められるものを思い、ハンドメイドの作品を手掛けるようになりました。子どもらしくカラフルでインパクトがある生地を選び、生地の特徴を生かした柄合わせや組み合わせを考えて作品を作り出しております」。
◎地元で活動している画家・川﨑幾俊さんの油絵個展「季節とひかり第4回」が5月30日〔水〕―6月3日〔日〕に〔公社〕しぶや美術館(福山市本町8―27、電084・925・2113)本館(第1・2展示室)で開催される。入場無料。
川﨑さんは1971年に旧日本鋼管㈱に入社し、仕事の傍ら制作活動を行ってきた。昨年6月、JFEスチール㈱シニア社員を満了退社し、現在ハーフ勤務で働きながら光、風、やすらぎを探求し描いている。観覧時間は午前9時30分―午後5時(入館4時30分まで、最終日3時まで)。駐車場に限りがあるため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。
◎福山市神辺歴史民俗資料館(福山市神辺町川北6―1、電084・963・2361)は、5月20日〔日〕まで2018年度春季企画展「端午の節句展」を開催している。観覧無料。
開館時間は午前9時―午後5時。月曜休館。
◎地元出身の彫刻家や画家を中心とした12人のグループ・グーの展覧会第7回Gg展が5月8日〔火〕―13日〔日〕にふくやま美術館(福山市西町)ギャラリーで開催される。入場無料。
開館時間は午前9時30分―午後5時(最終日4時30分まで)。
◎「暗やみに光を灯した人」杉原千畝全国展開特別展示会が5月31日〔木〕にホロコースト記念館(福山市御幸町中津原815、電084・955・8001)で開催される。入館無料。
展示内容は「一枚の『命のヴィザ』」「リトアニアのカウナスへ赴任」「ソリー少年との出会い」「『命のヴィザ』発給の決断」「ユダヤ難民9600キロの逃避行」「『命のヴィザ』をつないだ人たち」ほか。
◎ふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ(福山市松浜町、電084・928・1810)は、音楽定食五百円也vol.28「おもしろくてためになる~コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝~」を6月7日〔木〕午後7時に小ホールで開催される。
トロンボーンとピアノのための現代作品演奏ユニットと同ホール館長でコントラバス奏者の溝入敬三さんが出演する。曲目は「田中吉史:Kitaibaraki1~トロンボーンとピアノのための(2017)」「山本裕之:輪郭主義Ⅲ~トロンボーンとピアノのための(2012)」「溝入敬三:(平茸)~トロンボーン、コントラバス、ピアノのための(2018新作初演)」ほか。入場料は500円。
◎チェコ共和国を代表するバイオリニストのパヴェル・フーラと福山市出身でチェコ在住のバイオリニスト・後藤博亮が共演する「ジャパン・アカデミーアンサンブルソロイスツ特別演奏会」が6月23日〔土〕午後7時15分にふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ(福山市松浜町)小ホールで開催される。
曲目は「弦楽のための組曲作品3(ヤナーチェク)」「ロマンスヘ短調作品11(ドヴォルザーク)」「ナヴァラ作品33(サラサーテ)」「弦楽セレナーデホ長調作品22(ドヴォルザーク)」「ラヴェル(ボレロ)」ほか。チケットは3千円。未就学児入場不可。問い合わせは原田さん(電080・3050・4943)か後藤さん(電084・943・2842)へ。
◎耕三寺博物館(尾道市瀬戸田町瀬戸田553―2、電0845・27・0800)は、5月27日〔日〕は第73回館蔵品展「近世屏風絵展」を5月27日〔日〕まで2階展示室で開催している。
豪華で大胆な近世屏風絵の世界を紹介する。入館料は1400円、シニア1200円、大学生1千円、高校生800円、中学生無料。観覧時間は午前9時―午後5時。