イベント情報

2018年08月10日号

◎福山祭委員会(会長=枝広直幹福山市長)は8月13日〔月〕―15日〔水〕に福山市各地で行う福山夏まつりに先立ち、概要とポスターを発表した。
 ポスターデザインは応募総数48点の中から福山市在住のフリーデザイナー・河野亜季子さん(35)の作品「夏の花」が選ばれた。祭り期間中は「二上りおどり大会」(13日午後6時―9時)、「いろは丸YOSAKOI」(14日同4時―8時)、「あしだ川花火大会」(15日同7時30分―8時45分)を実施。2022年の福山築城400年へ向けて二上がり・YOSAKOIのオープニング会場を福山城天守閣前広場に移し、福山城博物館の夜間特別入館を実施するなど風情を演出する。また、花火大会では先の2018年7月豪雨の家屋に影響のあった被災者を特別観覧席に招待する企画もある=写真は宇田貴美祭企画実行委員長(左)とポスターをデザインした河野さん(右)。

 

◎特定の思想にとらわれることなく戦争について考え、戦没者への思いを馳せるイベント第4回平和の祭典が8月25日〔土〕午前10時―午後3時に蓮華寺(福山市今津町775)で開催される=ポスター。入場無料。
 福山在住のアーティストや子どもたちが描いた絵画や原爆をテーマにした作品展示、お話会「疎開生活絵巻 米子の中之島(岡山大名誉教授・石田米子さん=午前10時―午後0時)」、小笠原諸島返還50年記念「硫黄島遺骨収集の活動について(日本遺族会硫黄島遺族会副会長・井上忠二さん=午後1時―3時)」、「鎮魂と平和の音楽会(コーラス=ホタマン合唱団と小学生有志・フルート演奏=杉原栄美&大谷多賀子)」、「聞き取り冊子無料配布(聞き手:浦山慈水)」などが行われる。
 問い合わせは事務局(電090・5373・8110)へ。

 

◎「平和への愛と祈り【福山 戦前・戦中の古写真】」展が8月11日〔土〕―26日〔日〕に、しんぐうカフェ(福山市西町1―1―1・エフピコRiM2階)で開催される。
 東誠山(水墨画)、MOLLY ACKERMAN(アクリル画)、釣りチロリン(クレヨン画)が出品する。問い合わせは新宅さん(電084・999・3530)へ。

 

◎地域の子どもたちが描いた絵を手作りの木製とうろうへ貼り付けて商店街を彩る第20回霞本通(福山市霞町)とうろうまつりが8月14日〔火〕午後5時に開催される=ポスター。概要は次の通り。
「切絵たかしパフォーマンス・切絵コーナー(午後5時30分)」▽「いろは丸YOSAKOI(同5時30分)」▽「ビンゴゲーム(同6時10分)」▽「第20回記念式典(同6時40分)」▽「ルミエール演奏会『ともしびのむこうに』(同7時)」▽「打ち水大作戦」▽「手書きうちわプレゼント(先着30人)」▽「消防自動車がやってくる」▽「昔懐かし夜店(ラムネ・かき氷・ビール・コロッケ・唐揚げ・フライドポテト・神石牛バーガー)」。
 問い合わせは吉山さん(電090・3633・1282)へ。

 

◎赤ちゃんから大人まで一緒に楽しむコンサート「こころをとかす朝の音楽」が8月19日〔日〕午後2時に福山市ものづくり交流館(福山市西町1―1―1・エフピコRiM9階スカイホールスタジオA)で開催される=ポスター。
 曲目は「Under The Sea」「くじら」「海」「イルカはざんぶらこ」「とんでったバナナ」ほか。入場料は1200円、小学生500円、未就学児無料(マクロビ焼き菓子付き)。キッズスペースあり。問い合わせは岡田さん(電090・2865・8764)へ。

 

◎平成30年度松竹新派特別公演「華岡青洲の妻(四幕)」が9月15日〔土〕午後1時30分に福山市神辺文化会館(福山市神辺町川北1155―1、電084・963・7300)で開催される。
 世界初の全身麻酔手術の成功の陰に嫁姑が競って人体実験を望んだ壮絶な戦いを描く。これまで杉村春子はじめ名優たちが演じてきた。有吉佐和子作、齋藤雅文演出で上演する。市川月乃助改め喜多村緑郎・市川春猿改め河合雪之丞の襲名披露も行われる。そのほかの出演者は伊藤みどり、甲斐京子、波乃久里子、水谷八重子ほか。入場料は5千円。

 

◎「オーケストラと遊ぼうin神辺『0才からの広響ファミリーコンサート』」が9月30日〔日〕午後2時に福山市神辺文化会館(福山市神辺町川北1155―1、電084・963・7300)・大ホールで開催される。
 指揮は直井大輔さん。「オペラ『カルメン~第1幕への前奏曲』(ビゼー)」「組曲『水上の音楽』~アラ・ホーンパイプ(ヘンデル)」「バロック風『日本の四季』~我は海の子(早川正昭)」「バレエ音楽『くるみ割り人形』~行進曲(チャイコフスキー)」「組曲『ペールギュント』~山の魔王の宮殿にて(グリーグ)」「シンコペーテッド・クロック(アンダーソン)」「オペレッタ『天国と地獄』序曲より『カンカン』(指揮者体験コーナー)」「ドレミの歌(みんなで歌おう)」「イッツ・ア・スモール・ワールド」ほか。入場料は2500円、18歳以下1千円。3歳以下1歳まで保護者膝上無料。

 

◎古典楽器ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の福沢宏とチェンバロ奏者の仲谷沙弥香のコンサートが9月22日〔土〕午後6時・23日〔日〕同3時に日本キリスト教団・福山延広教会(福山市本町1―6)で開催される=ポスター。
 福沢はオランダのデン・ハーグ王立音楽院をソリスト・ディプロマで、仲谷はエリザベト音楽大学宗教音楽学科パイプオルガンコース主席でそれぞれ卒業。曲目は「ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV1027第2番ニ長調BWV1028・第3番ト短調BWV1029・ソナタヘ長調:原曲オルガンソナタ変ホ長調BWV525・ソナタト短調:原曲オルガンソナタニ短調BWV527(J.Sバッハ)」。入場料は3千円(当日4千円)、高校生以下1千円。
 問い合わせはジャズ大衆舎(電070・5304・6588)へ。

 

◎福山が生んだ詩人・木下夕爾をしのんで子どもの作詞を通して人間的感性と表現力の育成を目指す「木下夕爾賞」の作品募集が9月20日〔木〕まで行われている=ポスター。
 小中学生を対象に、未発表未応募の詞作品(一人1編)で募集している。400字詰め原稿用紙縦書きで2枚以内に収める(1行目に題名、2行目に名前を黒ボールペンか鉛筆)。①応募作品題名②名前(ふりがな)③学校名・学年④住所⑤電話番号※学校でまとめる場合は①~③そのままで④学校住所⑤学校電話番号⑥担当者名を。
 審査員は詩人の高垣憲正さん、広島大学大学院教授で詩人の西原大輔さん、ふくやま文学館館長岩崎文人さんが務める。審査区分は小学校低学年(1~3年生)・小学校高学年(4~6年生)、中学生。特選(各区分1点)・優秀(各区分3点)・入選(各区分6点)・学校賞3校を表彰する。
 応募・問い合わせは〔公財〕ふくやま芸術文化振興財団・ふくやま文学館「木下夕爾賞」係(〒720―0061 福山市丸之内1―9―9、電084・932・7010)へ。

 

◎笠岡市立竹喬美術館(笠岡市六番町1―17、電0865・63・4496)は、9月9日〔日〕まで日本画家が描いた風景画約90点を展示する「海・山・川・湖 日本画の求める自然」展を開催している。
 学芸員によるギャラリートーク(8月12日〔日〕・26日〔同〕午後1時30分―2時30分)も行われる。開館時間は午前9時30分―午後5時。入館料は500円、高校生以下・65歳以上無料(要証明)。月曜休館。