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第19回みはら映画祭

2019年09月10日号

第19回みはら映画祭が、9月21日〔土〕と22日〔日〕に、三原リージョンプラザ(三原市円一町2─1─1)文化ホールで開催される。
21日は、無料上映「らくがき黒板」午後1時30分から(48分)、1959年、新藤兼人監督作品、広島大学附属三原小学校の青木先生の教育実践記録を映画化、在校生を主人公に起用し、同校を舞台に三原市各所でロケを行った。「裸の島」2時35分から(96分)、1960年、同、瀬戸内に浮かぶ宿祢島で、もくもくと畑仕事をして暮らす一家の物語を台詞なしで描いた、モスクワ映画祭グランプリ作品、出演は音羽信子・殿山泰司ほか。22日は、有料上映(前売り1日通し券1500円、当日1作品1千円、高校生以下無料)「この道」午前10時から(105分)、2019年、佐々部清監督、当初は才能がぶつかり反目する北原白秋と山田耕作だったが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれる子どもたちを元気づけるため、手を取り合って数々の童謡を発表した、出演は大森南朋、AKIRA、貫地谷しほりほか。「東京物語」2時15分から(135分)、1953年、小津安二郎監督、出演は笠 智衆、東山千榮子、原 節子、杉村春子、山村 聡ほか。1時15分から2時までは映画評論家の垣井道弘さん(三原市出身)と、おかむら良さんによる「ゲストトーク」もある。問い合わせは、同映画祭実行委員会事務局(電0848・64・9234)へ。