寄り添い、信頼積み重ねていく

もりやのりあき（59）

岡山県矢掛町内田３７９

電０８６６・82・１３６９

墓石販売を主力に、アンティーク雑貨店経営、終活支援や遺品整理サービスなどを行っている。高齢化が進んでいることから終活・遺品整理の引き合いが増えてきているという。地域のネットワークを生かして、希望がある場合は庭のせん定や家屋の解体まで業者をつなげる。

アンティーク雑貨店を営んでいるため買い取りも対応するが、思い出が詰まった空間の整理を行うため、むやみな提案はせず、価値を丁寧に伝えることを大切にしているという。

「デリケートな部分を見せるわけですから、信頼していただくことが大切だと実感しております。『あそこに頼んだらおかしいことはせん』と言っていただけるよう、お気持ちに寄り添い、終活や遺品整理に伴う困りごとを可能な限りフォロー致します。そういった信頼の積み重ねと人と人とのつながりで、最後の終活とも言えるお墓を任せていただければ幸運だと思います」と、守屋さん。

サービス精神と好奇心が旺盛で、アンティークの部門「古銭・アンティーク雑貨 判」（矢掛町矢掛3188、電同82・１７８３）では、趣味の粋を越えた自慢の古銭コレクションを見ることができる。平日は多忙だが、近年矢掛の観光客が増加傾向なことから、その対応のためにと、なるべく土日は開店しているという。