㈱横畑組
社長 横畑弘さん
民間工事の受注促進

2020年01月20日号

利益率の向上めざす

よこはたひろし(38)

岡山県矢掛町東三成411―1

電0866・82・1410

 矢掛町を拠点にした土木建設業者で、外構工事など民間からの受注拡大で利益率を上げる考えだ。昨年8月に社長に就任した横畑氏は「1952年の創業以来、公共工事をメーンにしてきたが、岡山県商工会青年部連合会などで築いた人脈を頼りに民間の受注を増やしたい」と話す。

 矢掛町や浅口、笠岡や井原、倉敷や総社市をエリアに道路や法面、上下水道工事などの公共工事を受注。建設業という特性上、閑散期があり、その埋め合わせとして民間工事の獲得を推進する。また、公共工事では来年度で西日本豪雨災害の復旧工事も終了するとし、外構や下水道の水洗化などを主体とした民間からの受注ウェートを上げていく考えだ。

 民間からの受注を獲得しようと、2014年に備中西商工会青年部に入会。19年5月からは岡山県商工会青年部連合会で副会長を務めている。ほかにも守成クラブ倉敷せとうちの会員として活動するなど、異業種交流会に積極的。

 横畑社長は「社員の平均年齢は50歳前後だが、今後、18―20歳の若手も採用し従業員主導での経営をめざしたい」と話した。

 矢掛町内に妻と2男1女で暮らす。趣味は野球で阪神タイガースのファン。