ホーミイダイニング
新業態「にくよし」オープン
飲食×物販×仲卸3機能持つ
2022年12月10日号
現地に足運び惚れ込んだ肉販売
エブリイホーミイグループの外食・中食・給食事業を手掛ける㈱ホーミイダイニング(福山市南蔵王町1─6─11、岡﨑真悟社長、電084・944・4115)は11月25日、3つの事業(店内飲食・肉総菜の物販・仲卸)を合わせ持つ新業態「精肉直売所にくよし」(同市駅家町万能倉1251─1、電同999・2910)をオープンした。
同社は、これまでに広島・岡山県で居酒屋・料亭・カフェ業態など計9店舗の飲食店を出店しているが、外部環境が大きく変化する時代でも持続可能なビジネスモデルを開発するため、「にくよし」の店舗オープンを通じて「飲食」×「物販」×「仲卸」という3種類の機能を持つ新業態へチャレンジする。
精肉は「全国和牛能力共進会(和牛オリンピック)」で4大会連続最高賞の内閣総理大臣賞に輝いたブランド牛「宮崎牛」を中心に、生産者の乙守さんが育てた「宮崎乙守牛」、ツヤのある肉質に柔らかい食感が特徴の「和豚もちぶた」、安心安全にこだわった「岩手県産赤鶏」、「世羅みのり牛」、「大阿蘇どり」など、外食のプロが実際に食べて「美味しい」と思った商品を、部位ごとに美味しく食べられる状態で販売している。
肉を美味しく食べることができる調味料も100種類以上展開している。
一部卸にも対応し、地元飲食店などを対象として、箱売り、まとめ買いにも応じる。
来年1月から稼働する予定の飲食部門は、店内で焼肉を食べることができる。オススメの美味しい焼肉を食べられるよう、現在準備を進めている。
総菜は、飲食店の運営で培ったノウハウを基に、手作りで素材の味を活かした出来立て商品を提供している。看板メニューは「宮崎牛キャベツメンチカツ」。ネックを中心に、宮崎牛の美味しい部位をミンチにし、店内で揚げて販売。納得するまで何度も試作を重ねて開発した「和豚もちぶた入コロッケ」「和豚もちぶた角煮」や、出来たての手作り弁当なども人気がある。