鉄道開通150+1年⑨
本誌関係地域の山陽鉄道
明治から今日迄の尾道駅前

2023年02月01日号

陸・海・空の道を活かした街へ(166)

松永駅から西へ延びて来た鉄道は、路線の決定を巡って意見が交わされるなどの紆余曲折を経て、1891(明治24)年11月3日、尾道に辿り着いた。駅前には人力車が待機して他圏から来た人を旅館に運んだり、土産品店も増えて周辺は活気付いてきた。

また、この駅は翌年7月に三原駅(現糸崎駅)が開設されるまでの終着駅であったため、駅前に軒を並べる食堂で腹を満たし、三原へ向けて鉄道の工事に向かう人が多かった。そんな駅前の風景は、大正から平成へと時代が進む中で変わり、令和を迎えた今日では、明治の人々が想像すらできなかったであろう姿形になっている。今回はその変遷を辿りながら、このまちの発展に寄与した尾道駅の歴史を見つめてゆきたい。(西亀 悟)

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