鉄道開通150+1年⑭
本誌関係地域の山陽鉄道
糸崎駅と糸崎港の昔と今

2023年03月20日号

陸・海・空の道を 活かした街へ (171)

 本編における鉄道の敷設は、笠岡から尾道までを10回似内でまとめている。その後糸崎に留まっているのは他の駅に無い特色を備えているからで、蒸気機関車を格納する基地、機関手らを育成する学校があったことなどを綴ってきた。もう一つ書き残しておきたいのが隣地に港湾が控えていることで、駅と港が連携する相乗効果によって三原のまちは大きく発展した。

その原動力になったのが沿岸に進出した大企業であり、雇用が促進され市の財政も潤った。往時の勢いは失っているようにみえるが、内海に広がる航路、貨物の輸送ができる鉄道は当時のままなので、この2つの道を機能的にリンクすることができれば、新たな道を拓いて行くことができるだろう。(西亀 悟)

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