鉄道開通150＋1年⑯
本誌関係地域の山陽鉄道
振り返る糸崎駅の軌跡 ③
2023年04月10日号
陸・海・空の道を活かした街へ（173）
糸崎駅で出発を待つC62
この連載を続けている筆者は、随所で当社の社長（西原洋）から鉄道にまつわるいろんな話を聞いていた。たとえば「小学生の頃は小遣いを貯めて列車の切符を買い、糸崎駅に通っていた。そこはいろんな蒸気機関車が集まる機関区で、Ｃ57やＣ62、Ｄ51の姿を画用紙に描いていた」と懐かしそうに振り返る。
「機会があれば、鉄道にまつわる話を書いてもらいたい」と考えていたところ、エッセイ誌「Ｒ」にその一文が掲載された。「Ｒ」は尾道の「編集工房ぱぴるす」が発行する同人誌で、このほど１００号をもって終刊となり25人が寄稿。このうち「糸崎駅」と題した西原洋社長のエッセイを掲載する。文・西原洋、担当・西亀悟
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