鉄道開通150 +1年⑱
本誌関係地域の山陽鉄道
三原市内の踏切高架事業

2023年05月10日号

陸・海・空の道を活かした街へ(176)

 数年前、記者(筆者)はこの連載の前身となる「鉄道編~明治時代にタイムスリップ」を書くため尾道各所の踏切を訪ね、様態を観察した。その後三原に向かい、JR岡山管区の西詰めとなる「東町踏切」(糸崎2丁目)に着いた。それから広島管区へ進んだが三原の市街に踏切は無く、山陽線は本郷方面、呉線は須波方面の郊外に出てようやくその姿を見ることができた。

明治期に敷設された鉄道を走る列車は時代が進むにつれて本数が増えてきた。比例して踏切の遮断機が下りる回数も増えた。列車が通り過ぎるのを待つ人や車の数が増えると市民の生活、経済活動への影響が深刻になり、こうした状況を打開するために講じられたのが鉄道の高架事業で、その工期は15年に及んだ。(西亀 悟)

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