駅前の特性を活かす街へ
三原は付近の内港と連動
一帯の再生計画まとまる

2023年08月01日号

陸・海・空の道を活かした街へ(183)

 東西に敷設された山陽本線の駅は、南と北に出入り口がある。南側を駅前、北側を駅裏と称することが多く、どちらかと言えば駅前の方が栄えている。その理由は定かでないが、駅より南に国道2号などの大きな通りがあり、その道を走って来たバスのターミナルがあることで人が集まりやすくなっているのが栄える一因になっているようだ。

三原には駅の近くに港もあり、日本で新幹線の駅に一番近い島といわれる小佐木島、内海の島々へ向かう航路の玄関口にもなっている。その港と駅の間を上手く繋ぐことができれば、三原の特性を活かした賑わいを創出することができる。

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