全国に先駆け６／10販売開始
化粧・美容・クリーム成分一つに

化粧品販売の地場大手㈱ルック（本社＝福山市笠岡町４―23、岡崎芳明社長、電０８４・９２７・２１２１）は６月10日〔月〕、同社が出店しているＬＯＯＫさんすて福山店（同市三之丸町30─１）をはじめ各店で、全国に先駆けサントリーが開発したオールインワンスキンケア「ＶＡＲＯＮオールインワンセラム」の販売を開始する。

ＶＡＲＯＮは、40代以上のミドル・シニア層の男性に向けたスキンケアブランドで、ＶＡＲＯＮオールインワンセラムは２０２２年３月に発売を開始した。

化粧品成分と美容成分、クリーム成分を一つにした、サントリー独自の「ＷＯＷ（ウオーターイン・オイルイン・ウオーター）」製法で製造されている。独自に開発した「ウイスキー樽材エキス」と「ウーロン茶エキス」が含まれているのが特徴だ。

発売初年度の22年は10億円、23年は30億円、今年24年は50億円（予測）を目指し急成長を続けており、23年のメンズ整肌料市場の「保湿ケア」カテゴリーで１位（富士経済調べ）を獲得している。

当初通信販売に特化していたが、「通信販売でいきなり買いにくい」「店頭で手に取ってみたい」と行った声が上がり、全国の化粧品店に先駆けＬＯＯＫさんすて福山店で販売することになった。ＶＡＲＯＮオールインワンセラム20㎖は税別２千円、30㎖同３千円。

ＬＯＯＫさんすて福山店「ＶＡＲＯＮコーナー」では、オープンキャンペーンとして同製品のサンプルを無料進呈し、３千円以上購入した場合「ボディソープサンプル」と「オリジナル巾着」をプレゼントする。

「カラカラ」全店に設置
熱中症リスク判定ＡＩ

㈱ルックはこのほど、全店（福山及び兵庫エリア７店舗）の店頭に熱中症リスク判定ＡＩカメラ「カラカラ＝写真＝」を設置した。

同機は、ポーラオルビスＨＤの研究所（ポーラ化成工業）が、「熱中症に悩まされない社会を実現したい」という強い思いのもと、長年積み上げてきた顔解析・肌研究を基に開発を進めた。

カメラの前に立って顔をかざすとＡＩが熱中症リスクを判別し、赤（体調と相談して休憩を）、橙（水分・塩分摂取を積極的に）、黄色（注意して）、緑（熱中症リスクは低い）の４段階で表示する。各店の店頭に出向けば、誰でも利用することが出来る。