中・四国圏のハブ空港へ③
観光客の移動手段の拡充へ
駐車場にレンタカーの基地
2024年06月10日号
陸・海・空の道を活かした街へ(208)
2021年7月に広島空港が民営化されて3年が経過した。その運営を担う広島国際空港㈱(中村康浩社長)はターミナルビル、駐車場、滑走路の分野で事業を展開し、ビル内に新たなテナントを誘致。滑走路に航空路線を増やし、現在は駐車場内に大規模な「レンタカーステーション」の開設工事を進めている。
完成すると観光客に新たな交通手段、周遊コースを提供でき、彼らの移動範囲は広がってくるだろう。その中に三原~福山の臨空エリアを組み入れることができれば、来訪者が増えるのに比例して、観光需要の拡大が期待できる。
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