シンエツ工業
スレート・金属屋根改修の決定打
「リ・ルーフシステム」を施工

2024年08月20日号

防水・補強と抜群の断熱効果

リ・ルーフシステムを施工したスレート屋根t

ビル・工場・倉庫などの屋根や建物全般の防水工事及び耐震補強工事の㈱シンエツ工業(本社=福山市北本庄3─9─15、事務所=同市南本庄3─11─33、電084・921・6563)はこのほど、スレート・金属屋根改修工法「リ・ルーフシステム」を推進している土木・建築・工業用化学製品製造大手㈱シーカ・ジャパン(本社=東京都港区)と代理店契約し、スレート・金属屋根の再生に取り組む。代理店契約企業は広島県下で2社、県東部では同社のみとなる。

施工前

スレートはセメント・繊維質等で作られていて、酸性雨に対する耐久性が低く、強い日差しや熱によってひび割れが起きたりする。飛来物や風の巻き上げによって破損し、雨漏りの原因になることもある。

リ・ルーフシステムを施工すると、スレート屋根の雨漏りしている部分を修復し、屋根全体を再生することができるだけでなく、新たな機能を付加することができる。施工後は防水、補強、断熱効果を発揮し、屋根の耐久性・寿命が延びる特長があり、10年の防水保証が付いている。工場の大切な設備や、倉庫の保管物を守ると同時に、夏場は冷房費を節約することが可能となる。

施工後

シンエツ工業は、厚生労働省認定「SUK超速硬化ウレタンスプレー施工社内検定」の認定を受けており、安心してリ・ルーフシステムの工事を任せられる。

 

3層構造で、強度と
防水・断熱効果発揮

 

工事は3段階あり、最初はスレート屋根に断熱材「SGフォーム」(超速硬化硬質発泡ウレタン)を施工する。難燃性で発泡倍率は10倍あり抜群の断熱・補強効果を発揮する。次に防水効果がある「エバーコートSP200」(超硬化ウレタン)を吹きつけ、最後に高反射により遮熱効果を発揮する「SQトップ高反射」を施工する。

3層構造

スレート屋根が欠損した場合、屋根全体を葺き替えると、工事期間中は工場の作業をストップする必要が出てきたりするが、リ・ルーフシステムで修繕する場合は、工場の作業をストップする必要がなく、工事期間中も通常と変わりなく稼働できる。

なお、スレート屋根だけでなく、金属屋根でもリ・ルーフシステムで施工すればスレート屋根と同じような効果が得られるという。