豪華仕様のバンテックなど導入

リフォーム＆太陽光発電システムのジン・コーポレーション（福山市新涯町１─９─33、神田〔ジンデン〕政成代表）はこのほど、「自ら体験した非日常」を多くの人に知ってもらおうとキャンピングカーレンタル「ハッピーふくやま」（同所、電０９０・９７３０・１３１７）を本格的に始めた。

神田代表は、若い頃キャンピングカーを買いたかったが高いため買えなかったという。事業が安定し資金に余裕ができた今、まず自らキャンピングカーを購入し使ってみて、「30歳代のファミリー層や、定年後の熟年層が旅行をするとき、キャンピングカーをレンタルで借りることができれば、旅行がもっと楽しくなるのでは」と、新事業を始めた。

用意したのはトヨタカムロードを改装した豪華仕様の「バンテック　ジル５２０」（４ＷＤ、３０００㏄、６人乗り、６人就寝）。料金はワンプライスで、オンシーズン日帰り平日２万２千円、土日祝２万７５００円。

もう１台はハイゼットトラックを改装した「JPSTAR HAPPY 1＋」（４人乗り、４人就寝）。料金は同じくワンプライスで、オンシーズン日帰り平日１万１千円、土日祝１万６５００円。

いずれも、事故の場合の保険が付いており、燃料は満タンで出発し、満タンにして返却。体調不良の場合などは、キャンセルに応じてくれる。
主要設備として「バンテックジル５２０」は、Wi-Fiナビ、ＥＴＣ、ドライブレコーダー、バックカメラ、ＦＦヒーター、ガスコンロ、給水タンク90ℓ、外部電源、洗面トイレ、冷蔵庫、電子レンジ、ＴＶ、家庭用エアコン、サイドオーニングなどを装備。

「JPSTAR HAPPY 1＋」は、Wi-Fiナビ、ＥＴＣ、ドライブレコーダー、バックカメラ、ＦＦヒーター、ＩＨクッキングヒーター、給水タンク23ℓ、外部電源、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、ＴＶ、電動オーニングといった、いずれも至れり尽くせり充実の機能が付いている。

神田代表は「インバウンド需要の増加により、ホテルの宿泊費などが上昇しています。キャンピングカーを利用すると、家族旅行の費用を抑えることができ、普通の旅行ではできない非日常を体験することができます。新しい形の観光旅行を提案したい」と話している。