海事都市・尾道の再生へ
基幹産業を支える施策⑥
関連機関が参画して支援
2025年08月20日号
陸・海・空の道を活かした街へ（244）
造船業は大小の規模があるけれど、他の工業製品に比べると「大きな仕掛け」が必要で、造船所を開設するにはそれなりの規模が必要になってくる。それでも尾道には20前後の造船所があり、そこへ関連の部品などを納入する企業などを含めると大きな産業となっている。
それは「しまなみ海道」で繋がる今治も同様で、尾道と同じ位の人口で、世界有数の海事都市となっている。近圏ではこうした都市と取引関係を続ける産業形態が育っている。今回はそれが築かれてきた歴史を辿り、将来へ発展するために必要な施策についてリポートする。（西亀悟）
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