府中市府中明郷学区のCSの取り組み
企業と教育と伝統とが
融合して子どもを育てる

2017年02月10日号

少子高齢化が進み、社会情勢の変化や核家族化によって地域のコミュニティは崩壊の一途をたどっている。これまで日本人が美徳として持っていた「お互い様」や「おもてなし」の心などは希薄になり、世代間の共通理解も持てなくなりつつある。
かつて子ども達は、親や祖父母、地域の大人達の示す手本を見て育ち、愛郷心や公共心などを培い、社会の一員となる訓練を積んできた。そうした教育のもとで育った若者は、企業にとって即戦力として受け入れやすく、安心して後継を託すことができる。
この地域のコミュニティを再構築する場として、学校を軸とした「コミュニティ・スクール(=CS、学校運営協議会制度)」に期待が寄せられている。府中市立府中明郷小学校・府中明郷中学校(府中明郷学園)はその先進的な取り組みと小中一貫校としての活動が評価され、今年度広島県教育奨励賞を受賞。北海道や沖縄からも視察団が訪れている。昨年10月には、同校学校運営協議会会長の立石克昭さん(63)が沖縄県名護市教育委員会に招かれ、同市内3校で講演を行った。地域や企業の繁栄の礎となるその取り組みを紹介する。(山田富夫)

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