空港・鉄道・港湾活かした街
明治期にタイムスリップ
福山ー松永間が開通(43)

2018年07月01日号

海岸相沿いに敷設された山陽線

 

レトロな雰囲気が漂う備後赤坂駅

明治における鉄道の工事現場をみつめてきた本編も佳境に入り、笠岡ー三原間の開通がみえてきた。書き残している区間は芦田川から西の赤坂ー松永間となっている。平坦な地が広がるこの区間は山にトンネルを掘り、河川に橋を架けるといった難工事はなかったものの、塩田の中に鉄道を通すことから、その用地の買収に困難が伴った。さらに西に向けては鉄道を山間、沿岸のいずれに通すかで揉めていた。現在に生きる私たちはその行方を知っているが、当時の人にとってはここが「運命の分かれ道」であり、もし山間の方を選んでいたなら、郷土の沿線風景はいまと大きく異なっていたに違いない。(西亀 悟)

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