動き出した三原駅前の再生事業
成功の鍵を握る西館の構築
空床埋め新たな賑わい創出(10)

2018年11月01日号

空床の活用で試行錯誤

 駅前の再生事業が成功するかどうかは関係者や時の為政者がどのような理念を宿して臨むかが「鍵」を握っているといえそうだ。そこをおざなりにして進めると、後に大きな「付け」を残すことにもなってくる。たとえば駅前の面前に横たわる「ペアシティ西館」(7階建て)はその典型で、1981(昭和56)年に開館し30年余を経て空床が広がっている。また訪れる人もまばらで、駅前に相応しくない姿を晒している。この連載で「明治期の鉄道開業以来、駅前は30年周期で盛衰の転機を迎えている」と書き続けてきたが、残念なことに「衰退」の方に振れて今日の状況を招いている。これから30年後を見据えて一帯の再生事業に取り組むとき、この舘をどのように扱い、リノベーションしてゆくかが命題となっているといえそうだ。西亀 悟

このコンテンツは購読会員向けサービスです。

記事をご覧になりたい場合は、経済リポート「年間、半年購読契約」が必要になります。

購読会員の方は下記の「新規ユーザー登録」を済ませてください。

※登録方法が分からない方は、弊社・経済リポート(Tel:084-931-2000、月〜土10:00〜17:00)までご連絡ください。

新規ユーザー登録 ユーザーログイン