ツネイシHDの20年12月期決算
前年比13・6%増の2598億円
33隻の新規造船を受注

2021年05月10日号

会計基準の変更もあって増収

常石造船の常石工場

 ツネイシホールディングス㈱(福山市沼隈町常石1083、神原宏達社長、電084・987・4915)は2020年12月期の連結決算を発表した。グループ41社の連結売上高は、主力の造船事業の会計基準の変更もあって前年比13・6%増の2598億円。主力の造船事業はコロナ禍で新造船受注が33隻と前年(44隻)より25%減少。売り上げの計上を従来の新造船完工時から、各年度の工事の進度に応じた形に会計を変更したため、前年(1646億円)より51・6%増えた。また環境事業が過去最高の売上を記録した。

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