尾道駅に新たなテナント
親水性に富んだ海岸通り
駅と連携して賑わい創出

2021年05月20日号

陸・海・空の道を活かした街へ(109)

 この「陸の道編」には鉄道が含まれ、明治期に線路が敷かれて以後私たちの郷土と他圏を繋ぐ「道」として人流、物流の促進に寄与してきた。その列車が発着する駅舎は時代とともに姿を変え、尾道駅は2019年に3代目の駅舎として建て替えられた。

 1階に土産品店、2階に軽食レストランやホステルを備えていたが、コロナ禍で集客が減少したこともあって翌年末に撤退。今年4月に新たなテナントが入居して、この街の玄関口として相応しい賑わいの創出に寄与している。今回はその様子と、駅に近い海岸通りを取材し、港の風景なども織り交ぜながらリポートする。(西亀 悟)

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