柿原工業
樹脂表面処理の新技術で受注増
EVシフトや自動運転が追い風
2023年04月10日号
第9回ものづくり日本大賞受賞
樹脂表面処理を主力とする柿原工業㈱(福山市箕沖町99―13、柿原邦博社長、電084・953・8100)は、自動車の内装樹脂部品などに向けた光沢感のあるつや消し(サテン調)めっきの受注が拡大傾向だ。デザイン性に優れた技術として自動車メーカーのマツダ㈱(広島市)に採用され、順次、国内5社の自動車メーカーに広がった。主力技術として、EV化が進み、室内環境を重視する傾向が強まる中、デザイン性に優れた内装処理技術として受注を促進させる。
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