山陽新幹線全線開業50周年
なぜ新幹線の駅が福山中心部に
なぜ「のぞみ」停車が実現したか

2024年06月10日号

その背景を探る

二重高架のJR福山駅と福山城

今年は山陽新幹線全線開業50周年という記念すべき年で、沿線都市の経済、観光面の発展は新幹線を抜きにしては語れない。中核市・福山も例外ではない。福山を初めて訪れた人は、福山城の目の前の在来線の上に新幹線が走る二重高架駅と、倉敷や尾道に比べて知名度で劣る都市なのに、1時間に一本だが「のぞみ」が停車することに興味を持つ。50年いう節目の年に、なぜ新幹線の駅が福山中心部に設置され、なぜ「のぞみ」が停まるようになったのか、その背景を探ってみた。(西原 洋)

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