笠岡市立竹喬美術館
学芸員 中原千穂さん
13日から、巨匠の企画展

2024年07月10日号

ピカソやユトリロなど60作品

竹喬の晩年の版画「日本の四季京の灯」(1974年)を説明する中原さん

なかはらちほ(37)

笠岡市六番町1ー17

電0865・63・3967

笠岡市出身の近現代日本画を代表する日本画家、小野竹喬(1889ー1979年)の作品を展示する笠岡市立の美術館で、小野竹喬とその周辺の美術品の企画展示を手掛けている。7月13日〔土〕ー9月8日〔日〕には竹喬が1921年に渡欧した際、作風に影響を与えたフランス・パリで活躍した巨匠たちの展示会を開催する。「竹喬の作品は晩年に評価されており、その歴史もひも解きたい」と話す。

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