UMANOの馬野社長
出身地に手もみ屋本舗を出店
山口県内に出店計画も
2015年02月01日号
洋服リフォーム店や婦人用衣類製造販売の㈲馬野(岡山市北区津島西坂1、馬野信吾社長)の子会社で、リラクセーション店「手もみ屋本舗」運営の㈱UMANO(同市中区湊774、資本金100万円、電086・256・5020)は山口県防府市八王子のショッピングセンター「イズミゆめタウン防府」に、手もみ屋本舗ゆめタウン防府店(電0835・28・9660)を出店した。山口県防府市は馬野社長の出身地で、今後も出店を進める考えだ。
馬野の馬野社長は昨年、整体店「手もみ屋本舗」経営の㈱ミツバファクトリー(同市北区丸の内、江見慎之介社長)から、岡山市北区の大安寺店と、倉敷市内の中庄店(同市松島)、同市西中新田の倉敷店、同市中島の計4店舗の「手もみ屋本舗」の営業権を買い取り、営業を開始しており、「ゆめタウン防府店」もFC形態での出店。手もみ屋本舗は路面型の店舗展開をしており、初の商業施設内の店舗となった。スタッフは3人体制。
馬野社長の出身地と言うこともあり、社長の出身校の県立防府商業高校の陸上部や副会長を務めた生徒会、勤務していた防府消防本部の先輩や後輩らに来店を促すほか、商業施設内の店舗として買い物客らも見込む。防府市全域を商圏に、初年度は1500万円規模の売上げ目標を掲げる。
倉敷店でバリ式エステ導入
また、同社経営の手もみ屋本舗倉敷店(倉敷市西中新田619―1、西平 大店長、電086・476・0919)はバリ式のオイルトリートメントコースを県内で初導入した。バリ島出身のツボイ・イダ・アユさんが世界でも有名なバリ式のオイルを使ったエステサービスを提供する。
男女ともに利用でき、価格は30分3千円、60分5千円など。完全予約制。
馬野社長(45)は「起業して20年余りが経過し、やっと出身地に恩返しが出来る。顧客ニーズに沿い、地域に根付きたい。倉敷店で始めたバリ式のエステもリンパの流れが良くなり、期待したい」と抱負を語った。
㈲馬野は1992年設立で資本金300万円。ゼットエー㈱(千葉県)にFC加盟し、「洋服なおしリフォームランド」を岡山、倉敷、赤磐市に9店舗を展開。アパレル製造小売として、倉敷市児島味野のジーンズストリートに「デニムクロゼット」などを展開する。年商は2億円規模。