JR東尾道駅 駅舎
尾道市高須町4735-2
2015年02月01日号
JR東尾道駅 駅舎
尾道で「新駅」と呼ばれているこの東尾道駅は、1996年に開業してから20年が経とうとしている。
頂上を三角に尖らせた切り妻屋根として、壁面をピンク色で囲んだ装いは、開業当時奇抜なデザインに見えていた。 それでも周囲におしゃれなマンション、商業施設が建ち並ぶ今日にあっては、違和感のないデザインとして溶け込んでいる。
8両編成の列車が発着できるプラットホームを有しているが「分岐器」などがないため駅構造としては「停留所」に分類されているそうで、管理はせとうち地域鉄道がしているが、駅業務は別の会社が受託しているという1日1600人程度の乗降客がある。
平地から階段を登って構内へ入る橋上駅で、階段の屋根は躍動感のあるデザインで装い、発展めざましい東尾道のシンボル的な建物となっている。