竹本勝治さん
孫が女子プレスラーに
3/8福山でデビュー戦

2015年02月10日号

写真家(二科会写真部会員)
竹本勝治さん(74)=左 たけもと かつじ
プロレスラー(「カナプロ」所属)
竹本小波さん=右 たけもと こなみ
福山市本郷町932-2
電084・936・0819
23竹本 弊誌の新春特集の表紙を飾る日の出の写真撮影をお願いしている竹本勝治さんは福山を代表する写真家で、フォトクラブ「竹の子」を主宰している。その竹本さんに女子プロレスラーの孫がいることが、話題になっている。
 その人は竹本小波さんで、現在県立松永高校の3年生。㈱オフィス華名(本社・東京)に所属し、卒業後プロ選手として本格的な活動を行うが、2月25日〔水〕に東京の後楽園ホールでプロデビュー、続いて3月8日〔日〕午後1時から「ビッグローズ」(福山市御幸町)で開かれる「カナプロ福山大会」に出場、選手として故郷に錦を飾る。
 リングネームは「小波(コナミ)」で、師匠である「華名(カナ)」さんらと共にリングに上がる。
 「私を今まで育ててくれた両親、温かく見守ってくれたおじいちゃん・おばあちゃんのためにもがんばりたい」。
 156㎝、55㎏の小柄な体。松高の制服(セーラー服)姿の愛くるしい笑顔から、激しいプロレスをするとは想像しにくい。高校時代はテニス部に所属していたが、中学時代にプロレスファンだった兄に連れられて行った試合で、華名さんの勇姿に魅せられ、彼女の門を叩き、女子プロの道に進んだ。
 「若い女の子がケガをしたらどうするのか、という心配もありましたが、自分で決めたこと。その気持を大事にしたいですね」と、祖父の竹本さんは温かな眼差しをおくる。