まるか食品
広島県内の業者とコラボ
センナリとたではら農園と
2018年05月10日号
期間限定商材を発売
スルメフライ(イカ天)など製造のまるか食品㈱(尾道市美ノ郷町本郷455―10、川原一展社長、電0848・48・5585)は広島県内の食酢メーカーなどとコラボした夏向け商材を開発、5月14日〔月〕から販売を始める。ブルーベリーや青みかんの食酢を採用することで果実の甘みと酸味が効いた商材に仕上げた。“広島発”の商材として全国に売り込む。
食酢メーカーのセンナリ㈱(広島市安佐北区、大地勝史社長)と柑橘農家のたではら農園(尾道市瀬戸田町、蓼原由美子代表)の食酢を採用。センナリ製造のブルーベリー酢はのり天に、たではら農園の青みかん酢はイカ天に使った。季節限定商材で試験的な投入もあり、ヒット作の「イカ天瀬戸内レモン味」に比べ大型のイカ天とのり天を採用した。
「ブルーベリーのり天」「青みかん酸味イカ天」として全国のスーパーなど量販店で販売する。価格はいずれも250円。販売期間の8月末までに累計45万パック、5千万円規模の売上げを目指す。
期間限定商材は「ゆずすこ味のり天」を通年商材にしたほか、秋には昨秋発売し好評だったブルーチーズとクリームを使った「のり天チーズ味」を再発売するなど引き合いに応じ商材を投入。同社は「季節感を出した商材やヒット作の再投入でスーパーなどでの売場を確保する。今回投入した広島発の商材を通じて瀬戸内の魅力を感じて」と話した。