空港・鉄道・港湾活かした街
明治時代にタイムスリップ
福山ー笠岡間にトンネル

2018年06月10日号

突貫工事の名残を見せる

笠岡の金崎トンネル

 梅雨空に晴れ間がのぞいたある日、記者はカメラを担いで尾道市内の線路沿いを歩いて回った」と書いたのが昨年(17年)8月10日号の「鉄道編」で、東から西の端まで踏切を撮影して歩いた。それから1年を経て再び梅雨の時季が巡ってきた。この間、明治期にタイムスリップして尾道ー三原間へ鉄道が敷かれた経緯をたどり、現在は東へ遡って福山ー尾道間に敷かれた当時の世相を見つめている。このようにして記事を書くだけで1年を費やしているけれど、重機も乏しい時代に用地の買収から工事に入り、3年余でこの区間を開通させたのは謎めいた速さである。こうした史実に思いを巡らせながら、今回も槌音響く当時の工事現場へ足を踏み入れてゆきたい。(西亀 悟)

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