動き出した三原駅前再生事業
域内の商店街へも効果を波及
エリアマネジメントの設置も

2018年10月01日号

付近の港湾も対象エリアに

駅前の再生事業では駅舎の面前にある空き地(ペアシティ東館跡)だけに気を取られていると、周辺の市街地の現状が見えなくなってくる。この再生事業は「三原市中心市街地活性化基本計画」に沿って進められており、その範囲は三原駅から約90haの範囲に及んでいる。

 東方面はショッピングセンターのイオンがある城町の西端まで。西はJRの線路を挟んだ本町通りと御作事通り。北は付属小中学校と日赤病院がある東町の一円を含み、南は合同庁舎及びフジグランが立地する辺りまでが対象のエリアとされている。

 この中には城跡など歴史的遺産が残る地域やマンションなどの居住地域、高齢者の福祉施設など様々なゾーンがあるが、この特集では商店街がある商業地域を中心に取材をして、その現状をリポートしてゆきたい。西亀 悟

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