政経パトロール 福山駅前
昭和の賑わい取り戻そう
再生・再開発に向け槌音が響く

2019年09月10日号

新ホテル123の完成パース

 福山市の玄関口に当たる三之丸、伏見町はオフィス、高層マンション、商業施設、住宅が混在しているが、1970(昭和45)年―80年代の賑わいは、今は無い。郊外型専門店(カテゴリーキラー)が台頭し、飲食店が次々に郊外に出店。スーパーマーケットを核としてホームセンター・ドラッグストアなどの専門店を揃えた大型商業施設が消費の主流を占めるようになってきたからだ。福山駅前では事業者が、市が策定した再生ビジョンに沿った再開発を進め、回遊性を高めて、かつての賑わいを取り戻そうとしている。再生・再開発の現場を取材した。(稲毛一郎)

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