エブリイホーミイグループ
新型コロナ防止の取り組み実施
入店コンシェルジュを配置
2020年05月10日号
米・マスク・消毒・感謝金支給
エブリイホーミイグループ(福山市南蔵王町、エブリイ・ヨシケイ福山、ホーミイダイニングなど計10社)では2月から、新型コロナウイルス感染防止策や様々な取り組みを実施している。
専任スタッフを配置
広島、岡山、香川の各県にスーパーマーケット43店を出店している㈱エブリイ(同市南蔵王町1-6-11、岡﨑浩樹社長、電084・931・4710)は5月1日、売り場に入店コンシェルジュを配置し、買い物時の「3密」を緩和するためポイントアップデーを自粛することを発表した。
混雑への対応と感染防止策として、全店舗に専任の清掃・誘導スタッフ(入店コンシェルジュ)を配置し、消毒液利用の声がけや、買い物かご・カートのふき取り消毒等を実施。
エブリイで展開しているオリジナル電子マネー付きポイントカード「エブリカ」は多くの来店客に利用されているが、特定の曜日、時間帯に、来店客が増える。より安全に買い物ができるように5月1日から、ポイントアップデーを自粛した。
自粛したのは、毎週火曜日「お買い物ポイント3倍デー」、毎週木曜日「エブリカSカード会員様限定お買い物ポイント5倍デー」、毎週土曜日「お買い物ポイント5倍デー」などで、当面自粛を続ける。
特別販売・テークアウト
外食・給食事業の㈱ホーミイダイニング(同市南蔵王町1-6-11、岡﨑真悟社長、電084・944・4115)は11店舗が休業しているが4月から、店舗で人気のメニューを活用した「テークアウト販売」などの新たな取り組みを行っている。
「鉄板・豆富料理つるべ南蔵王店」(同市南蔵王町)は「ローストビーフ丼(税込600円)」を、同社の事業所向け弁当宅配「フレッシュランチ 39 福山店」(電同920・1139)で販売したり、グループ会社・エブリイの店舗敷地内で5月末まで、随時個数限定で弁当を販売している。
「寿司・炭火焼海鮮つるべ」(同市南蔵王町、電同959・4445)は、店舗は休んでいるが昼と夜、テークアウトのみ営業している。
海鮮生ネタを使った料理長特選の逸品「本日の海鮮丼」や、寿司・刺身、居酒屋グルメなどを準備。
ランチは、本日の海鮮丼(税込700円)、日替わり弁当2種類(各同500円)。夜は、大ネタ握り寿司(10貫同1958円)、串揚げ(6種同682円)などを販売している。
食品ボックス寄付
㈱エブリイホーミイホールディングスと神石高原町は「連携協力に関する協定」を締結しており、町内の小中高が休校になったことを受け、神石高原町へ食品詰め合わせ「食品ボックス」(670人分)を寄付した。
米とマスク・消毒液支給
エブリイホーミイグループは、全グループ従業員に向け自宅用マスク(一人当たり50枚)を支給。また、グループに在籍し、保育園・幼稚園―高校生の子どもがいる従業員(約1200人)に、従業員1人当たり米10㎏を支給した。
㈱エブリイ、㈱エブリイホーミイホールディングスなどは、 4月に全スタッフへ感謝金を支給。5月も、全スタッフにヒーローボーナス(感謝金)支給・報奨金2ランクアップ制度等を実施。これにより、4月から6月までの正社員一人当たり支給額が平均10万円以上となる。その他の支援・対策等も含め、期間合計総額約3億円の支援策を行う。
㈱ヨシケイ福山は、 従業員向け支援策としてマスク・米支給に加え、感謝金支給、社員割引率拡大を実施する。