仕立屋のワードローブ
モーニング・コート

2019年05月10日号

 現代日本で目にする紳士用礼服はほぼモーニングとタキシードの2種類だけになっています。写真はピアニストのお客様が演奏会用にお仕立てになったモーニングです。正式にはモーニング・コートと呼ばれる長い上着で、前合わせの下半分を曲線的に大きく刳ったデザインが特徴。膝の前に何もないので歩くのが楽で乗馬にも適しています。共生地でベストを作り、コールズボンという縞模様のズボンと三点セットで着用します。ときに白いベストを使う方がいらっしゃるのは華やかで爽やかな感じを出すための演出です。名前の通り朝から昼過ぎまでの礼装で、夕方以降はタキシードを着ます。

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