本瓦造船
社長 本瓦誠さん
環境対応や省力化船の建造進める
2024年02月01日号
生産拠点を第二工場に集約
ほんがわらまこと(53)
内航船建造の本瓦造船㈱（本瓦誠社長）は、環境対応や省力化船の建造を進める考えだ。世界的な環境意識の高まりに加え、国内の人手不足もあって、顧客からのニーズが強まっている。それを受け、昨年９月には日本初となる水素とバイオ燃料を使ったハイブリッド型観光船を進水し、３月の完成に向けて工事を進めている。今後、水素燃料船建造技術を主力のケミカルタンカーやオイルタンカーに導入するプロジェクトにも参画する計画だ。また、船の修繕事業の伸びを期待し、昨年３月には、福山市鞆町の第二工場に船の検査や修繕を担う浮きドックを導入した。今後の事業展開を本瓦社長に聞いた。
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