早雲蜜芋本舗
新商品「早雲蜜芋のプリン」
移動販売車で販売
2015年02月01日号
イル・パタタが協力
甘みが自慢のサツマイモ「早雲蜜芋(そううんみついも)」を販売する早雲蜜芋本舗(井原市東江原町475―1・井原石材㈲内、森兼大作代表、電0866・62・0318)は、同蜜芋を使った「早雲蜜芋のプリン」=写真=を開発、移動販売車で販売を始めた。
早雲蜜芋のプリンは、蜜芋を焼いて裏ごししペースト(練り物)にして、プリンの素材に加えた。サツマイモの風味や濃厚な甘さがあり、それでいてしつこくない味という。牛乳や卵は美星町産を使っており、付加価値の高いプリンとして売っていく。約90g入りで、価格は400円。開発、製造には、市内の洋菓子メーカー「イル・パタタ」(同市美星町)の協力を得ている。
同店が自家栽培するサツマイモは自然に育てた中で高い糖度を保持し、焼くとミツがしみ出て来ることが特徴。2010年から「早雲蜜芋」のブランド名で販売している。生イモを通信販売するほか、冬季は移動販売車により焼きイモの販売も行っており、移動販売先で焼きイモのない時季にも何か代わる物を売りに来て欲しいという要望があり、プリンの開発に至った。ゆくゆくは、本店事務所にもプリンの販売体制を整えたい考え。プリンや蜜芋のペーストの卸先も探していく。
森兼社長は「プリンは試食では好評を得ている。地元の企業と一緒に作れたことがうれしい」と話している。