三原の運動公園
やまみに命名権
2015年02月01日号
三原の運動公園の命名権
三原市(天満祥典市長)が公募した三原運動公園(沼田東町釜山253―1)のネーミングライツパートナーが㈱やまみ(三原市沼田西町小原73ー5、山名 清社長、電0848・86・3788)に決まった。
同公園を所管する市教育委員会が「公園の長期的、継続的な運営基盤を確立するための新たな財源を確保。さらに企業等の地域貢献の促進と市民に親しまれる愛称とするために」と募り、やまみ1社が応募した。
同社はこの公園から車で5分の距離に本社工場を構えている。
山名社長は「同じ町内会ともいえる場所にある運動公園が、ネーミングライツパートナーを募っているのに縁を感じて応募した。小さな豆腐工場としてスタートし、県外へ販路を拡大できたのも地元のの支援があったから。これからも皆さんに愛され、親しまれる会社に育っていきたいとの思いで看板を掲げさせて頂くことになりました」と話している。
ネーミングライツは公共施設などに企業名やブランド名を冠した「愛称」を付与する権利で、三原市ではこれから各施設、イベント、事業のうち一定の命名料が見込めるものに導入していく方針で、今回は市の運動公園を対象とした。
市とやまみの間で交わした契約期間は15年4月1日から20年3月31日までの5年間で、ネーミングライツ料は年額50万円。この期間中、三原運動公園、三原市陸上競技場、三原市民球場、スポーツ広場、テニス場、多目的広場、スケートパーク三原のそれぞれの施設の先頭に「やまみ」を冠することになり、同社では年度内に市の担当部局とデザインなどを相談して新たな看板を自前で制作することにしている。