陽気
3/1日、尾道市向島に介護施設
小規模多機能居宅介護S

2015年02月10日号

向島町を中心に利用者期待

小規模多機能居宅介護ようき向島

介護事業の陽気㈱(福山市神辺町道上1330―1、國上賢一社長、電084・962・3433)は3月1日〔日〕、尾道市向島町5454―1に「小規模多機能居宅介護ようき向島」(大元美貴施設長、電0848・45・4478)を開所する。同社11事業所目で、尾道市内は初進出。人口規模2万人で高齢化率も高い、同市向島町を中心に地域に密着した在宅支援サービスの展開を目指す。

尾道市の公募事業で選定され、天満屋ハッピータウン向島店向かいの敷地1134・03㎡に、木造2階建て459・93㎡を建設した。小規模多機能居宅事業所として、介護が必要になった高齢者の状態や必要性を汲み取り、訪問や通い、泊まりを組み合わせたサービスを提供する。定員は登録25人で、通いは15人、泊まりは9人。人員は15人体制。

同社は福山市北部地区でグループホームや小規模多機能居宅事業所、介護・教育サービスなどを展開。福山市では介護事業者として認知度も高く、併せて14年2月に品質のISO9001を取得しており、同様のサービスを尾道市の事業所でも適用する。

國上社長

小規模多機能居宅介護ようき向島でも福山市内の事業所で実施する訪問介護の際に弁当を宅配できる特長を活かし、向島町を中心に、尾道市中心部からも利用者を獲得していく。

國上社長は「尾道市は地域包括ケアが充実し、在宅ケアのお手本とも言え、そこで介護施設が展開させて頂くことは弊社にとっても有意義だ。他業種との連携でご利用者様が本当に望む生活の実現のため、専門性を活かした高いサービスを実践したい」と展望を語った。