岡田石材
貨物船兼砂利運搬船の運航開始
5隻目の「第五十七住力丸」
一般貨物も本格的に運搬

2015年02月20日号

10住力丸 総合建設業・内航運送業の㈱岡田石材(福山市新涯町4-10-11、岡田聖会長・岡田章一社長、電084・954・2535)はこのほど、貨物船兼砂利運搬船「第五十七住力丸」=写真=の本格的な運航を開始した。
 同船は全長64・05m、幅13・3m、深さ7・38m、総重量499tで、速力11ノット、積載量は1800tの能力がある。警固屋船渠㈱(本社・呉市)が建造。
 同社は4隻所有し、今まで砂や砂利、石材などを主に運搬していたが、5隻目の「第五十七住力丸」の運航で、一般貨物も本格的に扱う。
 同社は1963年に石材運送業からスタートし、73年に本社を笠岡市北木島町から福山市東川口町に移転。護岸工事から一般土木・建設分野へと事業領域を広げ、82年に本社を現在地に移転した。
 岡田会長は「一般貨物を扱うことで、ようやく一人前の海運業者になったのではないか、と思っている。これからも地域と共に歩み、さらにその先を踏み出していくような会社を目指す」と強い意欲を示している。
 同社はこのほか、グループ企業に㈲石のオカダ(同市新涯町5-4-39、岡田聖会長・高田誠一社長、電同953・3224)を持ち、墓石、建築石材、記念碑、神社仏閣玉垣など石工事の施工・販売を行い、都市型ガーデニング霊園「箕島霊園メモリアルパーク」(同市箕島町南丘399-53、電同953・4194)も運営している。