阿藻珍味
恒例の「招福 傘ゑびす」展示
「町並ひな祭り」に合わせ開催
鯛網シーズン5月末まで

2015年02月20日号

37阿藻珍味1 ㈱阿藻珍味(福山市鞆町後地1567-1、阿藻盛之社長、電084・982・3333)は、鞆町で開かれる「町並ひな祭り」(2月21日〔土〕-3月22日〔日〕)に合わせ、このほど本社工場「鯛匠の郷(たいしょうのさと)」(同所)のホールで独自に企画した「鞆の浦 吊しかざり『招福 傘ゑびす』」を展示した=写真。昨年に続き3回目。
 大中小3種類の傘に色鮮やかな細工物が飾ってあるのが特長で、大傘(直径1・9m、1個)には1001個、中傘(同1m、3個)は約150個、小傘(同20㎝、50個)は50個程度の飾りを付けている。製作は、かつて阿藻珍味の工場で庖丁を握り、魚をさばいていた70-90歳代の女性元社員十数人が当たった。
 傘ゑびすは5月の観光鯛網のシーズンには飾り物を変えながら5月末まで開催される。
 「鯛匠の郷」は入館無料。通常、土曜・日曜・祝日の午前9時-午後4時に営業、2月20日〔金〕-3月22日〔日〕は平日も開き、月曜と火曜が休みとなる(祝日の場合は営業)。
 なお、併設の「とっとギャラリー」で3月25日〔水〕-4月19日〔日〕に岡山市在住の彫刻家・西岡良和さんによる「招き猫展」が開かれる。