福利物産
カープ球団公認のちりめん
カープ躍進で販売に期待

2018年05月20日号

北前亭などで販売開始

尾道市土堂の北前亭でカープちりめんを説明する平川番頭

 味付けちりめん、佃煮など製造の福利物産㈱(尾道市東尾道14―20、福島光宏社長、電0848・46・2323)はプロ野球・広島東洋カープ公認の味付けちりめん「カープちりめん」を開発、販売を始めた。ちりめんはカルシウムなど栄養分豊富で幅広い層にファンがあるが、セリーグ二連覇と波に乗るカープ球団に因んだ商材開発で全国への販路を広げる。
 同社が製造する穴子や広島菜、鯛、山椒や昆布、ロースト唐辛子の5種類の味付けちりめんを採用。パッケージに球団マスコットの「カープ坊や」や同社運営のアンテナ店「北前亭」(同市土堂2―8―13、平川和彦番頭=特販部進物課課長、電同22・5555)などで使用する猫のキャラクター「OYAGINEKO(おやじねこ)」がちりめんを抱える愛くるしいデザインを採用した。メーンのパッケージはカープの球団カラーの赤色にした。
 北前亭のほか、尾道市内の尾道福屋や土産物店、JR広島駅などで販売。それぞれ1袋40―60g入りで価格は500円(税別)。平川特販部進物課課長は「北前亭で人気の穴子ちりめんと広島菜ちりめんを採用し販売に期待できる。県外のカープファンへの進物需要を取り込みたい」と話した。