正文社印刷所
ドローン大学校2期生募集
11日などに無料説明会

2018年06月01日号

ドローン操縦技術者を養成

ドローン大学校の実技実習

 ㈱正文社印刷所(笠岡市西茂平7―6、市川敏幸社長、電0865・66・1687)は、ドローン(無人航空機)の操縦技術者を養成するスクール「ドローン大学校瀬戸内キャンパス」(電同60・0288)を開校し、第1期生が卒業した。7月22日〔日〕―28日〔土〕には第2期(定員15人)を開校する。
 ドローン大学校は、ドローン運航における知識と操縦技能を指導し、操縦士を養成することで、ドローンを使ったビジネスの発展に寄与する目的で開校している。ドローンの操作の解説、許可承認申請の仕方、実技等、約20時間の学科と約40時間の実技講習により安全な運航に必要な知識と技術を習得し、〔一社〕日本UAS産業振興協議会(=JUIDA)の認定資格取得を目指してもらう。
 受講会場は、学科講習がふれあい交流館サンパレア(浅口市寄島町)、実技実習は三ッ山スポーツ公園(同町)。受講料は、2機の教習ドローン(新品)が付く機体つきプランが40万円(税別)。機体持ち込みプラン(指定の機体に限る)は26万円(同)。別途入校料9万円(同)が掛かる。
 次の通り無料説明会を開催する。まなびの館ローズコム(福山市霞町1―10―1)…6月11日〔月〕午後1時―4時、5時―8時、7月7日〔土〕午前10時―午後1時、2時―5時▼倉敷市民会館(倉敷市本町17―1)…6月12日〔火〕午前10時―午後1時、2時―5時▼玉島市民交流センター(倉敷市玉島阿賀崎1―10―1)…7月6日〔金〕午後1時―4時、5時―8時。
 なお5月に行った第1期は、建設業向け機器卸会社や、ドローンでの起業を目指す人ら15人が受講した。卒業生は「ドローンの販売をしており、安全面や法令についてしっかりとした知識を学べた。懇切丁寧なレクチャーで、実技もすんなりと飛ばすことができた。受講者間での異業種交流にもつながった」といった感想を話した。
 ドローン大学校の名倉真悟理事長は「ドローンは今後、離島などへの物流面にも期待されており、瀬戸内地域は、大きな活躍の場になると考えている。それに向けて多くの操縦技術者を養成したい」と話した。