楠本病院
楠本剛氏の「お別れの会」
6/24にニューキャッスルHで
2018年06月01日号
地域に密着した医療活動を実施
医療法人 蒼生会 楠本病院(福山市曙町3-19-18、森末千春理事長・森末正博院長、電084・954・3030)の元理事長・楠本 剛氏=写真=が2月16日に享年90歳で逝去。「お別れの会」が6月24日〔日〕午後0時15分から福山ニューキャッスルホテル(同市三之丸町)3階光耀の間で開かれる。
楠本氏は1927年11月12日生まれ。52年岡山大学医学部卒業後、10年間同大学付属病院第一外科に勤務し、公立学校共済組合中国中央病院外科医長も経験。62年に福山市御門町で楠本外科病院を開業した。
当初は消化器外科の専門病院だったが、地域の要望で88年に現在の医療法人組織となり現在地に移転し、外科のほか内科、胃腸科、肛門科を設置した。さらに、2000年には介護療養病床を併設。救急医療にも深く関わり、夜間診療や休日診療を積極的に行うなど、地域に密着した医療活動を実施した。
公職は福山市医師会の理事を1978年-84年に、副会長を84年-88年と90年-96年に計10年間務めた。
これら50年以上、献身的な地域医療活動が高く評価され、「平成25年度公衆衛生事業功労者」として2014年3月に厚生大臣から表彰され、翌15年12月付で旭日双光章を受章した。