上下まちづくり協議会
手土産用紙袋のデザインを依頼
広島国際学院大学学生とコラボ

2020年01月10日号

 上下まちづくり協議会(伊藤敏雄会長、府中市上下町、上下歴史文化資料館内、電0847・62・3999)はこのほど、同町商店街内や上下駅などで使う紙袋のデザインを、広島国際学院大学(広島市安芸区)の大学生に依頼した。

 つちのこ饅頭や洋酒ケーキなどをはじめ、手作り小物など小さなお土産品でも袋に包まれていることが“おもてなし”の意味を持つ。上下町へ行ってきた、買い物をしたという手応えが残るような紙袋がほしい、と伊藤会長。これまでは同町のシンボルマークをデザインしたビニル袋が使われていたが、やや小さめで手軽な紙袋が必要との声が上がった。以前に上下町商工会女性部が同町の野草を活かした「上下野草そると」のパッケージデザインを依頼した縁があったことから、再度同大学の情報文化学部情報デザイン学科・穴迫隆宏講師へ持ちかけた。同講師とゼミ生8人が12月15日に同町を訪れ、同会メンバーらと食事をしながら要望を聞き取り=写真、大(手提げ紐付き)と小の2種類のデザインを請負った。

 なお同町では「第15回天領上下ひなまつり」が20年2月22日〔土〕―3月22日〔日〕に同町内で催される。2月29日〔土〕・3月1日〔日〕は「でこ市」、3月21日〔土〕・22日には「こだわり市」が同商店街を中心に催される。