丸天産業
広島銀行が推進する
SDGs宣言を策定

2020年06月20日号

 シール・ラベル印刷業の丸天産業㈱(福山市東手城町2─5─25、佐藤紘之社長、電084・943・0666)は、㈱広島銀行(部谷俊雄頭取)が推進する「〈ひろぎん〉SDGs取組支援サービス」を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)宣言を策定した。

 同社は、工業、食品、文具用シール印刷のほか文具製造販売、コーヒーパッケージ製造販売、ネット事業コンサルティング・販売支援などを行っている。今回のSDGsへの取り組みでは、食品包装資材へのPET使用削減、簡易包装可能なラベルや環境にやさしいパルプの開発・普及などにより環境負荷軽減に努める。

 また、品質管理等のノウハウを活かし、食品ロス削減や6次産業化の推進を積極的に行う。地元人財の積極的な採用や、多岐にわたる商品開発などにより、今後も地域社会の活性化に貢献する、などとしている。

 なお、広島銀行のサービスは同行と預金取引のある法人を対象に行われており、利用手数料は11万円(税込)。

安住ネクストも宣言策定

 不動産・建築リフォーム業の安住ネクスト㈱(福山市御幸町中津原1971─2、真鍋英士社長、電084・983・0560)も㈱広島銀行が推進する「〈ひろぎん〉SDGs取組支援サービス」を通じて、SDGs宣言を策定した。

 同社は、賃貸物件の建築・リフォーム・メンテナンスを展開している。SDGsの取組みとしては、賃貸物件の建築のほか、リフォームとメンテナンスを通じて、建物の経年劣化を改善し、建物の長寿化と資産価値の向上を目指す。

 高齢化社会の対応として、安心・安全なライフスタイルの提供に積極的に取り組み、日々変化する社会のニーズを捉え、時代に即した付加価値を取り入れる。

 賃貸事業の持つ社会貢献の原点を意識し、顧客に寄り添った持続的なサービスを提供するため、従業者一人ひとりが意識改革に取り組み、社会と企業の相互関係をより良きものにし、持続可能な地域づくりに貢献する、などとしている。