自動車販売業などの㈱グランエスト（福山市津之郷町津之郷、門田晃明社長）は、２００３年から経営しているプジョー福山（同市津之郷町津之郷２７３―11、電０８４・９５１・００９９）を、輸入車ショールームが集積する津之郷町津之郷１―１に移転、新規オープンした（山本真子店長）。また、併設してフランスの大手自動車メーカーシトロエンの正規ディーラーの「シトロエン福山」（同店長、電同９５１・１１７７）もグランドオープン。ショールームでプジョー７台、シトロエン４台、最大11台の展示が可能になった。

プジョーは、主力の「２０８／ｅ―２０８」が２０２０－21日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。今年２月にはブランドロゴをリニューアルした。プジョー福山は新ロゴを施した日本初の店舗として話題で、ショールームを青い宝石箱に見立てた「ブルーボックスコンセプト」に基づき、〝プジョーブルー〟の外観と、白とグレーのシックな内装で高級感を演出している。　

　シトロエンは近未来的で洗練されたデザインが女性に人気のメーカー。シトロエン福山ではメーカーのコンセプト「ラ・メゾン・シトロエン（シトロエンの家）」に基づき、ポップで温かみのあるデザインのラウンジや商談ブースで、家にいるようなくつろげる雰囲気を演出している。現在、大容量ラゲッジスペースやスライドドアを有したファミリー向けの「ベルランゴ」を売り出し中。

　共通スペースには納車式の専用エリア、40分で完了する電気自動車用の高速充電設備、広い駐車場や中古車展示場を確保したエントランスエリア、キッズコーナーなどを設置し、顧客目線の快適な環境にこだわっている。

　また同社は、福山のプロロードレース（自転車）チーム「エンシェア福山」のスポンサー企業でもあり、活動のサポートのほか、過去には遠征車の提供などを行っている。

　門田社長の話「高級感あるプジョー、デザイン性豊かで温かみあるシトロエン、それぞれのショールームでフランスの雰囲気をお楽しみいただけると思います。お気軽に遊びにいらして下さい」。
　営業時間は午前10時―午後７時。第１・３火曜、毎週水曜定休。